工業用内視鏡の1つであるファイバースコープと管内検査カメラには、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。両者には、それぞれ管の先端にカメラがあり、部分的な箇所の点検に使用されます。
当記事では、工業用内視鏡の1つであるファイバースコープと管内検査カメラのそれぞれの特徴や選定ポイントについて詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
スコープ先端部が検査部位を正確にとらえ、カラーモニターに大きく鮮明に映し出します。曲がっていて弓形の先端部が、管内・構造物内部などといった、人の目がなかなか届きにくい箇所も高精度に観察できるのが特徴です。
配管・埋設管などに、破断や閉塞といった不具合箇所が見当たらないか、管の先端部分についているカメラを排水管・工場の配管内に挿入して、チェックする機材のことです。
自社に合ったものを決める場合、どのような点をチェックすればよいのでしょうか。ここでは、選定ポイントについて解説します。スペックや利用シーンなどについてもチェックしてみてください。
選定する基準は、まずカメラヘッドの径やケーブルの長さです。どちらが該当するかによって、選定方法が異なってきます。選定基準のポイントは、以下をご覧ください。
カメラヘッドがφ10㎜以下と小さくて、ケーブル長が3~30mと短い場合は、ファイバースコープを選ぶようにしましょう。
カメラヘッドがφ15㎜以上と大きく、ケーブル長が10~100mと長い場合は、管内検査カメラを選択するようにしてください。
ここでは、主な使用環境、先端部分の大きさ、価格帯、画質といった点を比較して決めるのが望ましいです。ファイバースコープと管内検査カメラのスペック比較については、以下をご覧ください。
それぞれの特徴やメリットデメリットなどを比較して、自社に合った方を選ぶようにしましょう。
ファイバースコープと管内検査カメラの利用シーンについては、以下をご覧ください。
上記のほかには、自動車の内部検査では、管内検査カメラは不向きですが、ファイバースコープが適しています。
プラント配管検査やビル検査においては、管内検査カメラが適しています。
ファイバースコープ(工業用内視鏡)は、スコープ先端部分が検査部位をとらえ、大きく鮮明に映し出せるのが特徴です。管内検査カメラ(配管カメラ)は、配管や埋設管に破断・閉塞などの不具合箇所がないか、先端にあるカメラ部分を排水管・工場の配管内にいれて確認する機材です。
多種取扱があるため、ファイバースコープと管内検査カメラの特徴についてしっかりと確認して、自社に合ったものを選ぶようにしましょう。当サイトでは、工業用内視鏡の基礎知識や、開発・製造しているメーカーについても解説しています。チェックして、自社のニーズに応えてくれるメーカーを見つけてください。
工業用内視鏡には、大きく分けてビデオスコープ・ボアスコープ・管内カメラがあり、それぞれでニーズが異なります。どのような場所を確認・検査したいのかを明確にし、自社に適した製品を選びましょう。


